ほの暗い暁にうっすらと蓮が浮かび上がる。 そして、澄み渡る薄明かりの中、 蓮はゆっくり華ひらく。 4日目には散り朽ちていく蓮の命のうごきは、静かで美しい。 その瞬間こそが、私にとって愛おしい時空の旅である。 2011年震災の夏から蓮を毎年撮り続けている。